こんにちは、セッキーです。55歳で新聞配達の仕事をしています。
節約してよかったことは何ですか、と聞かれたら、私は「姉に借りていたお金を返せたこと」を思い浮かべます。金額の話より先に、返せていないことがずっと心に残っていたからです。
生活費の見直しを始めたきっかけは、大動脈解離の手術後、4か月ほど働けなかったことでした。体力がなかなか戻らず、予定どおり仕事に復帰できないかもしれない。その時、毎月決まって出ていく通信費や税金が急に重く見えたのを覚えています。
この記事は「節約すれば誰でもすぐ返済できる」という話ではありません。私が見直した支出と、姉に返せた時の安堵感を、そのまま書いておきたいと思います。

※この記事内の画像は、実体験をもとに作成したイメージです。
借りっぱなしで返せていなかったことが気になっていた
姉にはお金を借りたままになっていました。いつ、いくら借りたかといった細かな事情はここでは書きません。ただ、返したいと思いながら返せていない状態は、自分の中で引っかかっていました。
一人暮らしで新聞配達を続けていても、病気のような想定外のことが起こると、お金の見通しは変わります。手術後は、収入が戻らなかったら生活をどこまで切り詰めることになるのだろう、と考えていました。老後が近いことも、不安を大きくしていたと思います。
働けなかった頃のお金の不安は、別の記事に書いています。大動脈解離の手術後、4か月働けなかった時に感じたお金の不安
まずは、毎月出ていくお金を少しずつ変えた
私がしたのは、特別な副業や大きな投資ではありません。ソフトバンクから楽天モバイルへ携帯回線を変え、コンビニや外食の回数を減らし、続けられる範囲で自炊を始めました。使っていたサブスクも見直しました。
スマホ代は以前の月7,000円から10,000円ほどが、今は月1,000円から2,000円ほど。食費は以前の月5万円から6万円ほどが、現在は月3万円から4万円ほどです。ただし、月ごとに変動があり、食費と外食代などの区分も重なるので、各項目の差額を単純に足して「必ずこれだけ浮いた」とは言えません。私自身の感覚として、全体で月2万円から3万円ほどのゆとりができました。
| 見直したもの | 私の場合の変化 | 続けられた理由 |
|---|---|---|
| 携帯回線 | 月7,000〜10,000円ほどから月1,000〜2,000円ほどへ | 一度切り替えると毎月の負担が軽くなった |
| 食事 | コンビニ・外食を減らし、蒸し器で自炊 | 料理を少し楽しめた。外食も完全にはやめていない |
| サブスク | 月12,000円ほどから月7,000円ほどへ | 契約を見返して残すものを選べた |
数字の詳しい内訳は月2万円から3万円の節約内訳にまとめています。スマホ代の経緯はソフトバンクから楽天モバイルに変えた話でも書きました。
姉に返せた時、うれしかったのは「返した」だけではなかった
借りっぱなしになっていたお金を返せた時、ほっとしました。姉も少し安心してくれたようで、それがうれしかったです。自分が少し落ち着けたことと、相手を少し安心させられたこと。私にはその両方が大きかった。
返済した額や、その日の細かなやり取りまではここでは書きません。ただ、返せていなかったものを返せた時の安堵感は、今も覚えています。毎月の支出を見直した意味が、家計簿の数字以外にもあったと感じました。

「節約」という言葉は、何かを我慢し続ける感じがして、昔はあまり好きではありませんでした。でも私の場合、使い方を変えることで、返したかったお金を返せました。これは、節約を続けてきてよかったと思える具体的な出来事です。
返済後も、老後への不安が全部なくなったわけではない
今は節約で生まれたお金を主に老後資金として貯め、一部を生活費に回しています。将来を落ち着いて考えられるようにはなってきましたが、もう十分だとは思っていません。病気や働き方のことは、これからも分からないからです。
それでも以前のように、お金の流れを自分でコントロールできない感じはかなり減りました。ドラマや映画、スポーツの試合を楽しむ気持ちの余裕も戻ってきたように感じます。楽しみまで全部削るような暮らしにはしたくありません。
同じ50代の方に伝えたいこと
節約を始める前の自分に声をかけるなら、「無理しない程度でいいから、毎月なんとなく払っているものを見てみよう」と言います。私には、携帯料金の見直しが始めやすかった。食事は変えるのが大変でしたが、蒸し器が合いました。合うやり方は人によって違うと思います。
まず毎月の支出を確認したい方には、老後前に見直したい固定費リストも参考になるかもしれません。私が何を見たか、項目別に並べています。
借りたお金を返せた日のほっとした気持ちは、たぶん長く覚えていると思います。節約してよかったことを一つ挙げるなら、私にはそれです。


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